- 07/09/07 井関 利明先生(千葉商科大学政策情報学部長)へのインタビュー記事をアップしました。
- 07/09/07 平田光子氏(日本大学大学院助教授)との対談記事をアップしました。
- 07/04/11 ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本支社長高野登氏との対談内容を掲載しました。
- ■新着透析施設
- 08/08/06 医療法人ふれあい会 美浜クリニックが透析施設サーチに登録されました。
- 08/08/05 大森記念病院が透析施設サーチに登録されました。
- 08/08/05 守口けいじん会クリニックが透析施設サーチに登録されました。
- 08/07/31 赤塚クリニックが透析施設サーチに登録されました。
- 08/07/28 江戸川橋鈴木クリニックが透析施設サーチに登録されました。
松村満美子の透析あれこれ先ごろ、長年続けてこられた日本テレビの番組、「笑点」の司会を降りて話題を提供しておられた三遊亭円楽師匠をご自宅にインタビューにうかがったのは、もう4年も前のことになります。腎臓サポート協会の機関誌、「そらまめ通信」の紙面に登場して…続きを読む |
櫻堂 渉 a・iコラムこんにちは、櫻堂 渉です。 さて、前回はあなたがただ黙って透析を受けていても何も変らない、私はこういう人生を送りたい、こういう夢があるから私の人生をサポートしてくれませんかと医療者に尋ねてみる、医療者に質問することが大切ですと …続きを読む |
自分の人生をサポートするために
あなたは透析を受けなければならない患者さん、あるいはそのご家族かもしれません。「自分は不幸な境遇である」と感じている方もいらっしゃることでしょう。しかし悲観することはありません。透析を受けていれば比較的元気に生活ができますし、ある程度の制約はあるものの、あなたが思っている以上にできることはたくさんあります。
「自分の人生を、生きたいように生きる」。そのことを基準に考えたなら、透析医療は人生の足かせになるものではなく、あなたの人生をサポートするものでなければなりません。ただ、あなたの受けている透析医療の質が低いとしたらどうでしょう? 全うすべき寿命が短くなったり、合併症に苦しんだり、あなたの人生は壊れてしまいます。透析の患者さんにとって、これほど不幸なことがあるでしょうか? そうならないために、どうすればよいのか--。この問題を、今一度あなたご自身に考えていただきたいと思います。
コンサルタントの私が何故?
さて、私が生業としている医療コンサルタントという仕事は、経営の素人である医師にたいして、専門的な立場から病院経営のノウハウや組織問題、生き残るための戦略を提供する仕事です。そのような仕事をしている私が、なぜこの本を制作することになったのか。
その理由を臆面もなく申し上げるなら、患者さんのため、国民のために、質の高い病院を育成し、さらには日本の医療システムを変えたいという願いがあるからです。そのため私はこの仕事を選び、18年間にわたって情熱をかたむけてきました。しかし、どれほどの時間と情熱を費やしても、期待したほど成果は上がりませんでした(もちろん私の能力不足かもしれません…)。
そして、あることをきっかけに、日本の医療を変えるにはあまりに長い道のりであることを知り、茫然と立ちすくんでしまったのです。重い挫折感をふり払うように、私はありとあらゆることを行いました。透析学会や各地での講演、論文の執筆、雑誌の連載、大学院では学生に医療も教えました。が、何ひとつ変化は起こらず、結局たどり着いたのが、「医療界は私ひとりの力で動かすにはあまりに大きすぎる」という当然の結論でした。
呆れるほど向こう見ずな話ですが、身のほどを知ってようやく気づいたことが一つありました。「患者さん自身の行動を変える」ということ。それは、これまで全く試してこなかったアプローチでした。そう、あなたの行動を変えることこそが、日本の医療を変えるために必要なのだとようやく気づいたのです。
(拙著 「透析は人生の足かせではない」透析患者の課外授業 雲母書房より抜粋)
難しいことではありません、とても簡単なことです。
私が常にコンサルタントという仕事の経験から、お伝えしたいことは、とても単純なことです。あなたが質の高い医療を受けられるように、あなたの貴重な人生を支援してくれる病院を見つけることができるように、そして何よりも、あなたが自分らしく人生をおくるために、患者として当たり前のことをしませんか?ということです。
当たり前のこととは何でしょう。それは、「あなた自身が医師や病院を選択する」ということです。そうは言っても「私が通っている病院がそれほど悪いとは思えない」という声が大半かもしれません。でも、もしあなたが質の高い医療を知らなかったとしたら、知らないうちにあなたが寿命を縮めているとしたら、もう、のんびりとしてはいられないはずです。
選択の質を高めましょう
結局あなたは選択の質を高めることにより、より健やかに、自由を獲得することができるのです。
健やか?と言うと「私は病人だ!」と反論するかもしれません。しかしたとえ、透析の患者さんであっても、健やかに生きることは可能ですし、あなたは健やかに生きる権利があります。主体はあくまでも「あなた」です。あなたが自分の主なのです。
本でも再三いっていますが、医療機関はあなたのよりよい人生を支えるパートナーです。あなたがより良い人生をおくることが出来るように、心から望みます。
このメッセージに賛同してくださる方が増え、一人ひとりが勇気をもって初めの一歩を踏みだしてくださること、それによって透析医療全体が変化していくことを願ってやみません。
![]()










