a・iコラム No.4
あなたの人生が劇的に変わる?!
皆さん、こんにちは。櫻堂渉です。前回は、あなたのライフパートナーとなる透析医療機関をどのようにして見つければよいのかというお話をしました。今回は前回の続編です。
医療は、患者さんと医療者の協同作業
医療者は何も一方的に医療を提供しているわけではありません。医療者と患者の関係はよく協同作業と言われます。特に慢性疾患の場合は、患者さんも自分の健康のことがわかり、健康の状態を理解し、医療者も適切にそこにアドバイスをしたり、医療行為を調整しながら協同で医療を行わない限り、いい医療はできないとされているのです。
それではどうでしょうか。もしあなたが質問もせず、黙って毎日、来る日も来る日も透析を受けていたら医療者はわかりますか? あなたが黙れば黙るほど、それは医療者にとっては、この人はこれで満足しているのだ、納得しているのだと理解するのです。そうすると、来る日も来る日もあなたはその透析医療、透析の条件、質に満足していないとしても同じことが繰り返されていく。そして、あなたは透析室に行くたびにそのストレスを感じることになるのです。
あなたの夢や希望を医療者に伝えよう!
人間は、毎日毎日ストレスを感じるとどうなるかわかりますか?ストレスを感じ続けると、そのストレスを回避しようとして、思考しないようになるのです。考えなくなってしまう。だからどんどん無気力になっていくのです。
ストレスを避けるがあまり自分で感情をそこからシャットアウトするようになる。無気力と無感動の始まりです。実はそれがすべての生活に反映してしまうのです。そういう習慣があなたのなかにできてしまうのです。そうすると、本来あなたは、人生を楽しく有意義に価値ある時間を過ごしていきたいと思っているかもしれませんが、達成できません。
これはあなたにとって最大の不幸ではありませんか。ですから、あなたの望みを、あなたの夢を明らかにして、それを医療者に伝えることです。
あなたの人生が劇的に変わる?!
医師もしくはナースは、教育の過程で、その病気の内容、それに対する処置の仕方、そういったことはたくさん学びます。しかし、患者さんを人格、患者さんの全人格を受け入れた上で、どうサポートするかということはほとんど学んでいません。日本の医学教育の問題点でもあります。
ですから、医療者もしくは医療機関の変化、これを望むのであれば、皆さんが情報を提供する、そういう姿勢にたって、リクエスト、要求すべきです。あなたが、患者さん全体が立ち上がることによって、医療機関は必ず変化します。
「そんなこと言ったって、嫌われるよ、嫌われちゃうわ。次のとき行ったら、なんとなくコミュニケーションがとれなくて、これに耐えられないわ。」そう思うかもしれません。
でもやってみなければわからないのです。あなたの望む結果が得られなければ、新しい施設に行けばいいじゃないですか。そのときに「私はこういう人生を送りたいので、こういう透析をやってください。こういう透析を望みます。」と言って、院長やナースがこれを受け入れてくれるならば、あなたの人生は劇的に変わります。
そこでも断られたら、いいじゃないですか。また替わればいいじゃないですか。医療を受けることが前提なのではなくて、あなたが人生を望みどおり生きるために、あなたが透析医療機関を選択するのです。あなたが望むとおりに医療機関の仕組みを変えていくのです。こういう姿勢にたってください。必ず変わります。必ず見つかります。これが私が出版した本「透析は人生の足かせじゃない!」に込められた私の最大のメッセージです。あなたがテコでも動き得なかったと考えていたものを動かすのです。探すこともできるのです。
ですから、繰り返しになりますが、あなたが受けている透析医療機関のドクター、スタッフとコミュニケーションを開始してください。あなたの行動の変化によって、医療機関が変化してきます。そして、あなたと医療機関のギャップを埋めることができるのです。
すべてはあなたの行動を変えることによって、状況は変わるのです。 今回はこれまで。次回またお会いしましょう!








