松村満美子の透析あれこれ No.2
三遊亭.円楽さんのこと
先ごろ、長年続けてこられた日本テレビの番組、「笑点」の司会を降りて話題を提供しておられた三遊亭円楽師匠をご自宅にインタビューにうかがったのは、もう4年も前のことになります。腎臓サポート協会の機関誌、「そらまめ通信」の紙面に登場していただいたのでした。
現在は、透析6年以上になると思いますが、当時は透析を導入して2年半ぐらい。私がお尋ねした日は、透析から帰られたばかりでしたが、とても元気そうで気さくに話をしてくださいました。
私とは、その昔、「小川宏ショー」の司会をしていたころや「おしゃれ」という番組などにたびたびご出演いただき、その洒脱な話しぶりがとても魅力的でした。
当時の「星の王子さま」も、少々お年は召したものの、いまだに洒脱な話しぶりは昔のまま、しばし昔話も交えて旧交を温めたのでした。
それにしても、円楽師匠の透析に関する知識のなさ、自己管理の悪さには、いささか驚かされました。多分、主治医や透析のスタッフが、皆さん苦労してあれだけの元気を保ってくださっているのだろうと想像しました。
腎臓がかなり悪くなって、主治医に塩分を控えるように指示されても「控えろったて私はおこうこが泳ぐぐらい醤油をかける性分ですからね、守れるわけがない」、とか、「お茶はいけないけど水ならいいんでしょう」とか、「好きな食べ物は果物、特に、みかんなんて指が茶色くなるほど、食べたい」とにかく私がうかがったときは、劣等生の透析患者でいらっしゃいました。
「笑点」で、最後の司会をされる場面を拝見しましたが、脳梗塞で倒れてしばらく番組を休んだ後とも思えないほどお元気そうで、最近はきっと自己管理もきちんとやって、真面目な透析患者になっておられるのではなかろうかとお見受けしました。最近CMにも復帰されたとも聞いておりますが、師匠の絶妙な語り口の落語をこれからも長く聞かせて下さるよう、私もファンのひとりとして切に願っております。
そのためにも、自己管理をしっかりして、主治医の言うことに耳を傾けてきちんと透析を続けていかれるよう、師匠お願いしますね。







